HSPとは?
HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略で、高度な感覚処理感受性を気質として持つ人のことです。
日本では「敏感すぎる人」「とても敏感な人」と訳されるそうです。
HSPは病気ではない
HSPは、病気ではありません。人の気質です。
ですが、こういった気質の持ち主は、現代社会において生きづらく感じてしまう、疲れやすい、傷つきやすい方が多いのは事実です。
現代では、5人に1人HSP気質の人が居ると言われています。
ひとり反省会
その環境に慣れてくれば多少は大丈夫なのですが、仕事や人と会う予定があった後など、その日の自分の発言や行動を振り返って、
あの時あの人はなんであんなことをいったんだろう、とか、あの時はちょっと機嫌が悪そうだったけどなにか気に障ることしちゃったかな、とかいろいろ考えてしまいます。
会話に入れない
情報を深く処理する傾向のある方が多いので、会話においても、相手の話すことや自分の話したいことをじっくりと考えています。
そのため、スムーズな会話が難しい場合もあり、3人以上、グループでの会話になると、話の流れについていけず、
話すことが決まったころにはすでに別の話に変わっていて、結局聞くだけになってしまうことが多いです。
相手にテンションを合わせる
会話する相手によって話し方やテンションなどを、コピーするかのように変えてしまいます。
自分の話し方はこう、というものがあまりなく、話す相手によって口調などを合わせてしまうことが多いです。
可能であれば、自分の話し方や振る舞いを相手に影響されずに自分の軸で確立させたいのですが、
その場に流されてしまうことが多くなかなか難しいです。
自分に関係なくても辛い
自分の近くで、怒っていたり不機嫌な人がいると自分には関係のないことでも自分のことのように感じてしまい辛くなってしまいます。
ポジティブかネガティブかに関わらず、様々な感情を受け取りやすいことが要因だと考えます。
辛く感じたらできるだけその場から離れるなど、何か自分なりに対処できると少し楽になるかもしれません。
電話が苦手
電話では様々なことを同時進行で行っています。
- 電話の相手の話を、間違いなく聞く
- 相手に聞かれたことに答える
- 自分の要件を誤解のないように伝える
- メモを取る。確認する
さらに職場などの場合は、そこの周囲の人に電話しているところを聞かれているのではないか、と感じてしまいます。
電話をかける場合は、可能な限り台本を作っておくなど対策するようにしています。
逆にかかってくる場合は前もって準備ができないので苦手です。
二度目まして以降が苦手
初対面の方と会うことも緊張はしますが、それよりも、一度会ったことのある方や、
なんとなく知っているなど、顔見知り程度の方と会うほうが緊張します。
前に会ったときはどんな風に接していたっけ、とか、呼び方はどうだったっけとか考えてしまい会うのが億劫になってしまいます。
初対面より二度目ましてそれ以降の関係性のほうが、いろいろと神経をつかい気疲れしてしまうことが多いです。
意思に反して涙が出る
泣きたいわけでもないのに勝手に涙がでてしまうのもこの気質が原因と分かりました。
たとえば小学校など、みんなの前に立つと視線を感じてなぜか涙がとまらなくなってしまうんですよね。。。
また、周囲の人に心配されたときもそうです。
何か言いたいことがあってもいざ言おうとすると、勝手に涙が出てきてしまいうまく言えないことが多いです。
普段他の人の気持ちを考えたり、心の奥に押し込めた感情がたくさんあったりする分、
涙が先に出てきてしまうのかもしれません。
ひとり時間が必要
ひとりで何も考えずにぼーっと過ごす時間を作ることによって、日々の刺激から解放する時間が必要だと思います。
自分の気持ちを優先して、ひとり時間を楽しみましょう。
まとめ
なんで私はみんなの気にならないことまで気になってしまうのだろうと思い色々調べているうちにHSPという気質にピッタリだということが分かりました。
いままでずっと自分の性格について悩んでいましたが、この気質によるものだと知り私だけではないと安心しました。
HSPについて知りたい方は、ぜひ関連書籍を読んでみてくださいね。
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